治療期間について

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よく「鍼灸で腰痛が1回で治った」というお話から、鍼灸を神秘的な魔法のように考えている方もあります。しかし実際にそのような劇的な効果が上がるのは、病が浅いとき、病ができたばかりの急性期に限られます。
しかし、慢性的な疾患になると、疾患ができるまで時間がかかっており、場合によっては内臓の疲労や不調和から来ていることも少なくなく、このような場合になると、これらの症状を根本から治していかないと治療効果が出にくくなります。もちろんこのような場合であっても、1、2回の鍼灸治療でも症状は軽くなります。しかし病の原因が深いため、症状がまた出て来たり、治療効果が長続きしないことになります。このような慢性的な症状の場合は、病の原因を根本的に治療していく必要があり、そのためには治療回数や治療期間が多くかかる場合があります。

慢性的な症状の場合
慢性的な疾患や症状は、疾患ができるまで時間がかかっており、場合によっては内臓の疲労や不調和から来ていることも少なくありません。この場合は、自然治癒力が下がっていることが多いため、治療間隔を週2回~週1回ほどにすると効果的です。その後、治療経過を見ながら、治療間隔を空けるようにしていきます。その為、治療期間は長期になります。

急性的な症状の場合
ぎっくり腰や寝違いなど、症状が出てまだ間もないものは、病が浅いので、症状が改善されるのも早いのです。当院ではぎっくり腰や寝違えに対して短期集中治療コースを設けています。初診時・初診時の約2日後・初診時の約5日後と3回の治療で症状ゼロを目指します。慢性的な腰痛がなく、ぎっくり腰になられた場合は3回の治療で症状は、ほぼ完治します。

体質改善の場合
当院では、円形脱毛症や花粉症を始めとした体質改善コースを設けて治療を行っています。週1回のペースで2か月通院していただきます。花粉症の方は症状の出る1カ月前の2月~3月頃から治療を開始していただきます。週1回の治療の他に自宅で毎日お灸をしていただきます。お灸の香りにはリラックス効果がある為、基本的には煙のあるお灸ですが、「部屋や洋服にお灸のにおいがつくのがいや。」と思われる方には煙の出ないお灸も用意しています。

スポーツ鍼灸
鍼灸治療を継続的に受けておりますと、身体のコンディションが高まり、柔軟性も高くなり怪我をしにくくなります。また、試合前などに治療を受けておきますと、当日のパフォーマンスが高くなることが多くあります。又、試合後の治療により、疲労回復を早め疲れを残しにくくなります。現在プロスポーツチームは鍼灸治療の出来るトレーナーを必ず帯同させています。スポーツや運動をしている方、結果を出したい方、コンスタントに活躍したい方などには、特に症状がなくても定期的に治療を受けて頂くことをお薦めします。
いずれの場合も、病気の症状、身体の状態によって治療頻度・治療回数は異なりますので、まずは受診をしてご相談ください。